2012年08月12日

ペットと暮らす家

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「犬と暮らせる家」を建てたいという事で事務所に来所いただいてから1か月。
実施設計に入ることができる精度になりました。
建て主さんとお会いして、家族のこと、暮らしのことなどをお伺いして半月ほどでラフプランとスタディ模型を3パターン作りましたが、その中の1つを気に入ってくださって、これで仕様等を決めていきたいというお話で進めてきました。

この時期は、構造体に関係する大体の仕様(材料や設備)は設計者の頭の中に入っています。建築基準法の他、こちらの地域では崖条例等の条例が複数かかっています。
予算上、多少厳しいので、何度も役所に協議に行き、話し合いを行った結果、鉄筋コンクリート造から混構造、木造で良いという許可を得ました。土圧を受ける壁を独立させる方法ですが、構造事務所を入れて打ち合わせをしています。

建て主さんからは、屋根材が玄晶石(スレート)という珍しいご希望があった為、屋根材のメーカーさんとも何回も打ち合わせしています。北欧などではよく見かけますが、東京駅の改修でも使用されました鱗葺き。
天然の玄昌石を葺くのは、専門の職人さんです。基本構造に関わる仕様は後々の不具合にもつながりかねないので、建て主さんともご希望に違いは無いか、念入りな事前の打ち合わせをしたいところです。
他の屋根材よりも、屋根荷重を受けますので、小屋梁や柱や垂木など骨太の構造体になります。

いずれにしても、あともう一息。その時は大変だなぁ〜と思うことも、この期間をご一緒に乗り越えることができると、後から楽しい思い出になるそうです。
私の仕事もこの期間は90%の力を注ぎ込みます。工事監理も大切ですが、暮らしを左右する一番大切な部分です。
posted by kirara at 08:41| Comment(0) | 家づくり(新築)