2015年12月28日

お知らせ

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年の瀬もせまり、東京大学構内の銀杏並木も全て落ち葉となり、黄色い絨毯が敷かれているような景色になっています。
今朝、渡邊泰成先生がご逝去されたというお知らせをいただきました。
慎んで、お悔やみ申し上げます。

一昨年は、弥生講堂アネックスで「伝木の会」による総会が開催され、友人で草新舎の高橋寿さんを招き、その脇でISTA科学芸術学際研究所の渡邊泰成先生の展示のお手伝いをしました。
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渡邊泰成先生は、理化学研究所を経て、各大学の講師などを歴任されながら芸術家と科学者との協同のISTAを立ち上げられた方です。ご専門は結晶学。
結晶を組み合わせたものをランプシェードに取り入れたり、積み木を考案されたりと、科学も芸術にすると面白い!ということを一般の方にも広めようと取り組んで来られました。
結晶はCADや絵に描くのは簡単にできますが、実際にモノとして作ろうとすると2次元ではない、3次元立体構造なので面と点を組み合わせた複雑な組み合わせが微妙な角度でこれを理解できる職人さんも必要でした。2年前からお話しを聞きつつ、同じパターンになり得ない結晶の性質を使えば、きっとたくさんの人の役に立つものができるということで、コストの面でもクリアしなくてはならないこともあり色々と検討してきました。
そして、今年、先生から渡された結晶図を組み合わせてCADに立体で落とし、職人さんに組子で作っていただく準備のお打合せを予定していた矢先のこと、本当に残念なことになってしまいました。
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子供達も大人も科学を楽しく学べて知ることができるという想いはずっとこれからも形として残っていくことでしょう。渡邊先生の取り組みや功績は若い研究者の方々にも受け継がれていかれると思います。
タグ:科学 芸術
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2012年09月08日

おしろい花の咲く季節

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父が膵臓癌の為、亡くなりました。
数ヶ月、家族と共に本人も回復を願い頑張ってきましたが、8月28日早朝に永眠しました。
前の晩、父の親戚(伯父・叔母)が病室に来ると嬉しそうな顔をして、帰ろうとすると手を伸ばし引き止める。
明け方に近づくにつれ、血圧が少しずつ下がっていきました。家族全員が見守る中、妹達の「お父さん、よく頑張ったね。今までありがとうね。感謝しています。」
という言葉を聞き、かすかな声を出して何度か頷き、涙がこぼれたのが最後でした。続きを読む
posted by kirara at 05:28| Comment(1) | お知らせ