2017年03月03日

建具の金物 長く使い続けるもの

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堀商店のカタログが20年ぶりに改定されました。
担当の方がお待ちくださって、嬉しいことに復刻版もありました。
鍵も、カタログなどにもないシークレットの特注品があり、それがまたいい感じ。

堀商店といえば、真鍮。
建て主さんのお宅に使わせていただいたのも真鍮のレバーハンドルや蝶番です。綺麗なラインのカーブは熟練した職人さんならではの技術です。

真鍮は使い込めば使うほどに深みが増します。肌触りも良く、使い手にも愛着が湧いてきます。
万が一、現在の住まいを離れなければならなくなった場合もこの金物だけは持っていかれる方が多いそう。

建築は、トータルの限られた予算の中で『どこまでその部分に資金が使えるか?』です。
良いものは長持ちするぶん、それなりのお値段にはなります。

トイレのノブが住まいの中で使用頻度一番が高く、通常の生活で目にすることが多い部分なので、ポイントで使うなら敢えてそこに使って欲しいとのこと!

日本の職人さんのハンドメイドこだわったものづくり。この金物は、職人の腕が問われる取付の困難なものがありますが、きちんと取付が出来ていれば、本当に丈夫です。

『防音扉のハンドルと言えば、堀商店さん。これ以上のものはございません!』という音響設計を専門に手がけているK氏からのお墨付きもあり。

形あるものはいずれは無くなってしまうことも多いものですが、大切に愛着持って使っていただけると嬉しいですね。
posted by kirara at 13:55| Comment(0) | 日記

2017年02月17日

秘湯の宿 高峰温泉

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両親の代から、こちらの宿にお世話になって10周年。
本日は吹雪いて居ますので、数メートル先の視界はほぼ無し。

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少しずつ改装されていて、お手入れが行き届いて居ます。
気象条件が厳しい環境下にありますので寒冷地対策は万全。
外側から、網入りの高断熱複層ガラスサッシ、シングルサッシ、インナーサッシ(ペア)、障子。

湿度も適度にあって喉にも優しく。

内装材は地元の唐松が使用されています。

東北の人が関東に来ると、部屋の中の寒さに驚かれることが多いのですが、それは、東北の住まいは寒冷地仕様で断熱設計施工がしっかりと施されて居るからです。
そのぶん、建設費用は上がりますが雪国などでは最も重要で大切なことです。

ここを端折ってしまっては、快適で暮らしやすい住まいが確保出来ないだけでなく、設備機器や配管の問題にも繋がります。
結露などの問題も出て来ますね。

四季折々の季節を感じて暮らすことの必要性はありますが、生活するご本人達がその住まいに暮らすことで快適さや健康を得なければ何の意味もありません。私も建て主さんの住まいでは関東と東北で設計仕様を変えて居ます。
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トイレの雰囲気は我が家と変わらなく、落ち着きます^_^;
最小限のスペースで上手に改装されてます。
衛生機器は最近のものを設置。

外を眺めると、カワラヒワ、ゴジュウカラ、コガラ、ヤマガラなど色々な小鳥が遊びに来ていてホッとする時間。

平日に、こんなにのんびり出来るのは久しぶり。幸せ。

posted by kirara at 15:11| Comment(0) | 日記

2017年02月14日

庭づくり 日の当たる場所

朝陽を浴びて気持ち良さそうな愛猫
インナーサッシを後から取付ましたので、外側の窓を開けてあげると庭に遊びに来たご近所さんの猫ちゃん達と挨拶することが出来ます。

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設計を行う際は日の当たる場所や陽の射し方を考えることがあります。
日影図の提出が必要でなくても家族が集うような部屋には少しでも陽射しが入って欲しいので逆日影から検証することが多いです。
私にとっては、間取よりも大切な事ですが、このブログを目にした方は如何ですか?

ご家族全員が、昼夜逆転されて居る場合は必要性を感じませんが、直接陽射しを浴びる時間が1日のうちに数時間でもあると心や健康にも良いのだと思います。
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わが家の愛猫は、日の当たる場所を探すのが得意。

冬は暖かく陽射しのある場所へ
夏は涼しく、風が通る場所へ

生き物の命の中に刻まれた自然の摂理かと思います。
人も、明るくなったら目が覚め、暗くなる頃には眠りにつきます。

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久しぶりに明るい時間に庭を観察したら、モフモフとした仔猫の毛並みのような触り心地の猫柳や、ピンクで可愛らしい馬酔木の花が咲いていました。

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我が家の庭に咲く花シリーズの季節がやって来たようです。

福寿草がもうすぐ開花します。
朝陽を浴びると花を開き、陽が陰ると花を閉じます。
1日の間の日の当たり方によっては開いたり閉じたり…
生きていることを感じさせてくれます。

草花にとっても陽があたることは大切なことです。
ただし、住まいづくりを考える際は陽と影のバランスが大切です。
ブラインドや障子で調節しても良いのですが、冬の暖かさだけを気にして軒を出さずに開口面を外に向けたりすれば、いくら室内環境を良くする施工だったとしても夏が暑かったりするものです。

間取も大切ですが、少し陽射しのことも頭の片隅に置いて頂けると良いですね!

福寿草は、春一番に咲く幸福と長寿を新年に祝う花として『福寿草』と名付けられたそうです。
posted by kirara at 11:05| Comment(0) | 日記