2016年12月31日

はじめに

maria.jpg

五感を大切にした人と環境に優しい建築を心がけています。私の建築に対する思いは「多くの人が幸せに、集い、自然と共存できる空間を造ること」です。
時を経ても寂れず、変化に順応できるものを。

素材の持つ美しさやあたたかさに安らぎを感じながら長く愛着を持って暮らしていただけるものをご提案させていただきたいと思います。
伝統の良きものを受け継ぎながら、時代に合わせたものを作り続けたいと思います。

マザーテレサの名言
大切なのはどれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心をこめたかです。

この言葉が好きです。
つくるモノの大小に限らず、ものづくりに於いて真摯に向き合いたいという気持ちです。
長く愛していただけるものをご縁をいただいた方の為に、そして自分の為に精一杯取り組んで参ります。

アトリエきらら一級建築士事務所   小林輝子
所在地 〒337-0043 埼玉県さいたま市見沼区中川455-2 
Yotsuya Salon:東京都新宿区信濃町3丁目(303号)
電話/FAX 048-685-8277  <ご相談・ご依頼の連絡先>携帯:090-2623-5205  
E-mail teruko@pichan.com
Blog http://kiraralife.exblog.jp/
posted by kirara at 13:21| Comment(0) | メッセージ

2016年09月23日

木材の手入れ

image-6d06c.jpeg
ずっと雨降りの9月。
東北では稲刈りの季節なのに雨では出来ないとの事で遅れているようです。
建て主さんによると、稲を刈る機械には同時に乾燥させる機能があるので濡れてしまっては折角の美味しいお米も台無しになってしまうとのことです。
稲穂はたわわに実って、黄金色。

地元の大工さんによれば、手刈りすれば雨の日も問題無いとの事。
東北では、兼業農家さんが多いのですが大工さんも稲刈りの時期は休暇を取って農作業するようです。

農作業の話も聞く事が出来るのはとても貴重な事です。
田植え稲刈りの時期は埼玉から数人の女性がお手伝いの方々が来ると、お聞きしました。
image-cd096.jpeg

image-2bc38.jpeg
東北の建て主さんのお宅も経年変化で色が少しずつ茶系に近づいています。
その後、全体が古民家に見られるようなシルバー化になり落ち着きますが、ここ数年はむらが目立つので、堪える時期でもあります。
雨がかりのところは変化が早く、雨がかりの少ないところは元々の木肌の色のまま。
だからと言って、雨が当たるほうが良いはずなく、外壁を傷めない為には軒をできるだけ出したほうが良いのは木材でも他の素材でも同じ事です。

長持ちさせるには、木材の樹齢と、厚みに関係する事による。
ですが、仕上げ加工の方法の違いが大きく、ペーパーで仕上げたものは、持ちが悪いです。
以上の事がわかっていれば、無塗装でも、50年は持ちますよ。
とは文化財の修復を行う職人の話。

これまで工場で製材や加工を見てきたのでその過程でどんな事をするのかは大体わかるのですが、これは文化財のような仕事を普段からしている職人ならおそらく解る事ですので敢えて書くのを控えます。

塗装するなら木の呼吸を妨げることのない柿渋。
材の種類にもより、欅なら荏胡麻。

そういえば、宮大工さんの道具箱って欅でお手入れは荏胡麻使っていた。
道具箱はピカピカに磨かれていたのを思い出しながら、昔ながらの伝統を受け継ぐ職人が行ってきた事は理にかなって木材に優しいことなんだと思いました。

また別件ですが、最近、築7年を迎える建て主さんから雨がかりで水がはけないところがあってデッキ材の一部に傷みが出てきたようです。
この際、デッキの形状を変えてみたいと思うので何案か提案して欲しいとのご依頼がありました。

今後、半永久的な石にするか?今まで通り木材にするか?塗装するか?無塗装か?もっと硬い樹種にするか?
色々なパーターンを色々な形状でスケッチして持って行ったところ一案に決まりました。

木部の形状と数量は減って、今まで通り、木材のデッキに無塗装を選んだ建て主さんはやっぱり木が落ち着くとのこと。
木の材齢や赤身の部分に拘れば、それは、寺などの文化財級に長持ちするのですが、予算ということもあります。
なので、コンクリートの中庭に囲まれたような形状になっている部分に空気の淀む部分があり、そこにデッキがあります。

建て主さんには、長持ちさせるように雨が降った日のあとはモップ掛けをササっとして水がはけるようにしてもらうことと、板との間隔を少し多めにあけること、その端の加工を施してもらうことにしました。

建て主さんは、昔の人は木の家に住んでいて丁寧に掃除していたでしょう?
私達もやりますとおっしゃってくださいました。

嬉しい言葉でした。
posted by kirara at 17:46| 自然素材

2016年08月19日

古民家再生

image-8c725.jpeg
古民家を再生させて頂いた建て主さんのお住まいもお引き渡しから1年が経ち、1年点検を実施。
外壁やデッキなどはあと5年〜10年ばかりはムラの時期が続きますが、少しずつ全体がシルバーグレーに変わり古民家色(チャコールグレー)に落ち着きます。
image-df3c7.jpeg
玄関周りの三和土(タタキ)や深岩石(鹿沼石)の状態も検査します。
割れもなく、雨水の排水も問題ありません。
image-a6da7.jpeg
銅板の竪樋を残して、増築部分の塩ビ竪樋は全て撤去して正解。
外壁が木の場合は竪樋が壁に付いていることによって水路ができて傷んでしまうことがあります。
鎖樋にして雨落ちの部分は砂利を敷き詰めています。これで泥跳ねも防ぐことができます。
image-dfe7d.jpeg
屋内も特に異常なし。
漆喰も色が落ち着いてきました。
設計中に奥様の手の大きさに合わせた階段の造作手摺が握りやすくて便利だとお聞きして現物模型で確認して良かったと思っています。
image-4406f.jpeg
ゴールデンレトリバーのルンちゃんは・・・
image-3e595.jpeg
『あちゃー・・・汗』
これもご愛嬌(^^;;
無垢材の天然木ですからワンちゃんの体にも優しい住まいです。
奥様に『これは誰がやったの??』と聞かれて顔を隠すワンちゃんです。
image-035a9.jpeg
ご主人のDIY作品。
わんちゃん部屋に入る玄関扉に網戸カーテンを造作されていました。
暮らしを楽しんでいらっしゃるご様子が伝わって嬉しく思いました。
住まいは住む方が、メンテナンスしながら暮らしの変化に合わせて住み継いでいくものですが、住み継いでいけるような性能。長持ちする住まいを創るのは設計者や施工者の責任だと思っています。
無駄なものは作らないという判断も時には必要です。これからも本当に必要とされるモノを作り続けて行きたいと思います。
posted by kirara at 20:02| Comment(0) | 設計事務所の仕事

2016年08月08日

木曾駒ケ岳(2956m)夏の百名山

IMG_2125.jpg
土曜日は夕方から雷雨の予報でお天気が心配でありましたが、木曾駒ケ岳に登る計画を立てていましたので朝、2時に起床。
2時に自宅を出発しました。
IMG_2126.jpg




IMG_2132.jpg



IMG_2133.jpg

IMG_2147.jpg
心配していた雷もどこへやら。
頂上も遠方が見渡せるような快晴となり、空気が澄んでいます。
IMG_2153.jpg

IMG_2161.jpg

IMG_2184.jpg
頂上に着き、岩の上でバンザーイ!!
気温19度。
天然の冷房でちょうど良い涼しさ。
IMG_2187.jpg
出会う登山者は、意外に大きなサックを背負って居ます。
テントを張って一夜過ごす方も多いようで、土曜からの一泊を山頂で過ごすのでしょうね。
IMG_2191.jpg

IMG_2195.jpg

IMGP4654.jpg

IMGP4657.jpg

IMGP4658.jpg

IMGP4659.jpg

IMGP4661.jpg

IMGP4663.jpg
今年はどこに行っても虫が多い・・・。
母によると数年前まではこんなにも居なかったそうです。
肌を舐めるだけの虫と刺す虫が居ますので虫よけスプレーなどは必需品です。
IMGP4664.jpg

IMGP4665.jpg

IMGP4667.jpg
8月ですので、すっかり雪も解けて。
IMGP4669.jpg

IMGP4675.jpg

IMGP4676.jpg

IMGP4678.jpg

IMGP4680.jpg

IMGP4684.jpg

IMGP4686.jpg
雪解けが早かったということも影響するのか?
山の上の草花は秋に咲く花がちらほら見受けられました。
IMGP4687.jpg

IMGP4688.jpg

IMGP4692.jpg

IMGP4694.jpg

IMGP4698.jpg

IMGP4699.jpg

IMGP4703.jpg

IMGP4708.jpg

IMGP4712.jpg

IMGP4716.jpg

IMGP4714.jpg

IMGP4719.jpg

IMGP4733.jpg

IMGP4736.jpg
絶滅危惧種とされているヤマハハコ
IMGP4742.jpg
グンナイフウロ
IMGP4743.jpg

IMGP4744.jpg

IMGP4752.jpg

IMGP4756.jpg

IMGP4768.jpg
posted by kirara at 00:26| Comment(0) | 百名山

2016年07月28日

命日

image-fe797.jpeg
父の4周忌で午前中はお寺さんへ。
菊の花ですが、この季節は4日も持ちません。
本日、関東でも梅雨明けしたようですが、どんよりな曇り空。昨年は、カラッと晴れた日で偶然にも建主さんに竣工した家をお引き渡した日でもありました。
image-f7359.jpeg
建主さん手づくりの花束がデコレーションされたミニゴミ箱。
現地調査から設計までも長い道程で、職人分離発注の現場監理。
とても苦労した現場でもあったので、建主さんの顔を見たら苦労も涙したことも全てが喜びに変わりました。

午後は、姪が一緒についてきたので側で遊んでいるのを横目に見ながら。
image-e7a4e.jpeg
image-aed7b.jpeg
やっぱり、計画時のスタディでも模型を作るのは楽しいですね。
posted by kirara at 19:19| Comment(0) | 日記